材料が揃っているからすぐに作り始められる「いとのわ」の手作りキット。
今回は手芸初心者の「あつこさん」に、刺し子を施したバッグを手作りいただきました。
手順は少し多いですが、必要な刺し子糸や生地が使う分だけ入っているからチャレンジしやすく、本格的に仕上がります。
伝統模様をつづる大槌の刺し子バッグです。
東日本大震災で被災した岩手県上閉伊郡大槌町で発足した大槌復興刺し子プロジェクト(現:大槌刺し子)さんとともに共同開発したバッグです。
震災からの復興を目指す皆さんに寄り添い、丁寧に作っていきたいと思います。オシャレなオリジナルタグがついています。
刺し子はやってみたいけど、何から手をつけていいのかよくわからないという人には、全て揃っている便利なキットが嬉しいです。
柔らかな風合いの刺し子糸は、深くて綺麗な紺色。三陸の美しい海を連想させます。
生地の余白を切っていきます。間違えないように慎重に。
とても刺し心地が良い刺し子針です。 ピンポイントに刺したい場所に刺せます。
最初の一針はとても緊張します。でも、予め印刷線があるのでありがたいです。
また、わかりやすい説明書や動画があるので安心です。指示通り針を進めていけば良いです。
角を曲がる時は少し難しいので、ゆっくり丁寧に刺し進めていきます。
不揃いな縫い目も、何だか可愛いです。
集中していると時間を忘れて別世界に入り込んでしまいます。
だんだんスムーズに刺すことができるようになり、楽しくなってきました。
どんどん刺し子の世界に引き込まれています。
模様になっていくので、達成感があります。
刺し終わりました。充実感で一杯です。
まっすぐチクチク刺していく、無心になれて自分には向いているみたいです。
水通しをすると印刷線が消えます。水に浸した生地がパリッとして気持ちがいいです。
陰干し中です。水通しで生地が縮んだのか、何だか縫い目が揃って見えます。
アイロンをあてて、接着芯を貼り付けました。
これから組み合わせてバッグにしていきます。
底布をつけ、次は内布を作ります。
内布は返し口を残して縫います。表布ごとクルっと返します。
懐かしい!すっかり忘れていましたが、家庭科の授業での記憶が蘇りました。
スナップボタンを縫い付けました。
金具を付けたら、バッグの完成です。
手の込んだこんな素敵なバッグを持っていたら、きっと色々な方から声をかけてもらえそう。
長く愛用できる自慢のバッグです。大切に使います。
デザイン性も抜群で、軽くて持ちやすいです。
コンパクトな見た目ですが、マチがあるのでたくさん入ります。お出かけが楽しみです。
お部屋に飾ってみました。
インテリアに違和感なくマッチする生成り系。
麻の葉の模様が白い壁に映えます。
伝統柄の矢羽根の巾着は、丸いわっぱ弁当箱にぴったりサイズです。中高生にも人気。
白糸と色糸が織りなす和の模様が、静かな美しさを醸し出します。
柿の花の模様をアレンジしたミニトートバッグ。
明るくて元気になる図柄です。
お弁当だけでなく、お菓子や飲み物も一緒に入れられます。ピクニックに行きたくなりました。
クラッチバッグにもなるオシャレなショルダーバッグです。優しい笹の模様がエレガントな2WAYバッグ。
シンプルな装いに映えるアイテムです。小物を入れてちょっとしたお出かけに、アクセサリー感覚で持てるので、一つ持っていると便利ですね。
コロンとしたユニークなフォルム、七宝つなぎのグラニーバッグです。
七宝はご縁や人の繋がりを意味するそうです。
好感度が高い抹茶色は、コーデのポイントになります。色々なシーンやファッションに合わせて使いたいです。
ラストは上質なトートバッグです。格子柄は明るい糸がアクセントカラーになっています。
どこか懐かしさやぬくもりを感じながらも、おしゃれな今風の北欧の雰囲気に。
タブレットや雑誌を気軽に持ち運ぶのに最適。
ビジネス、プライベートでも活躍してくれそうです。
初めての刺し子でしたが、想像以上にハマりました。
没頭できる時間は穏やかで優しい気持ちになり、刺し終えた時はとても感動します。
刺し子の奥深さ、心地よさを知り、身近に感じることができました。