模様が浮き上がる楽しさに夢中_あつこさんのいとのわ体験記vol.5

   

模様が浮き上がる楽しさに夢中_あつこさんのいとのわ体験記vol.5

材料が揃っているからすぐに作り始められる「いとのわ」の手作りキット。

今回は手芸初心者の「あつこさん」に、こぎん刺しを手作りいただきました。
針を進めるたびに模様が浮かび上がる美しい模様。こぎん刺しの魅力にあつこさんも夢中です。

 

今回は「手仕事から生まれたモドコを楽しむ津軽こぎん刺し」を紹介します。
こぎん刺しは、津軽の厳しい自然の中で生まれた「モドコ」といわれる幾何学模様を特徴としています。
素朴な味わいの2色のコースターを作っていきます。
初心者でも、詳しい説明書がついているので大丈夫。

 

布端の始末をします。ほつれやすいので、手縫いでほつれ止めをします。
ぐるっと簡単にかがり縫いをしました。

対称の図柄を綺麗に仕上げるために、中心から左に刺していきます。端まで行ったら、ひっくり返して右から左に刺すのが基本です。

布をクルっと回転させます。真ん中から左に向けて刺します。
布を回転するとき、図案も一緒にクルっと回しました。

1段終えたら、後は簡単。
ただ、1段ごと布を回すので、刺している箇所がわからなくなってしまいました。途中から図案に付箋を貼ってみました。見やすくなり作業がスムーズです。

こぎん刺しの針は先が丸く長めです。刺し心地はとても良く、指に刺しても痛くないのがいいですね。

心を込めてひと針ひと針。
最初は、布の縦糸をすくうのがよくわからず、刺し間違いがありました。
ただ、こぎん刺しには規則性があるので、慣れれば難しくありません。
図案がまだ頭に入っていないので、運針は難しいです。

紗綾形の下半分が終わりです。ようやく明かりが見えてきました。まもなく仕上がりです。
ここまでで点数をつけるなら、90点くらいの出来栄えです。

こぎん刺しは、段を重ねるごとに模様が浮き上がってくるのでワクワクします。

触ると模様のふくらみがぽってりとしていて可愛らしいです。しかも、かなり丈夫です。

完成しました。
何度もやり直しましたが、出来上がったときの達成感はとても大きいです。

裏側を見てみましょう。
緩んだ糸がたくさんあります。もう少し、裏側もチェックしながら進めるべきでした。

サイズをはかりカットします。失敗しないように緊張しながらハサミをいれました。

接着芯を置き、アイロンをあて完成です。

初めてにしては、なかなかの出来栄えです。
根気良く、最後まで頑張りました。大満足です。

こぎん刺しのおもしろさが忘れられず、休む間もなく、うろこ形と竹の節(緑)にも取り組みました。
一人で楽しめるおうち時間、何か作ってないと落ち着かない。
もっとちくちくしたいな~という気持ちになるので不思議です。

深い緑色は目にも優しく、癒やされます。
刺し始めるとどんどん楽しくなり、時間を見つけてはチクチク。
浮かび上がる模様に気持ちが華やぎます。

こぎん刺しは和のイメージが強かったのですが、
実際作ってみると、模様や色合いがモダンでオシャレです。
デザインはどことなく温かみがあり、心が和みます。

竹の節の模様に入りました。
柄は単調で簡単そうだったので、ちょっと油断しました。実は、1/3くらい刺した時、間違いに気が付きました。
ただ、間違えても、ほどくのにショックが大きくないサイズなので良かったです。

日数はかかりましたが、出来上がりました。この上なく幸せな気分です。
失敗した分だけ、愛着が湧きます。
キットは初心者でも気軽に始められ、楽しく自分のペースで進むことができます。

手のひらサイズで使いやすそう。
スタイリッシュな幾何学模様、落ち着いた色合いが懐かしい、レトロ可愛いコースターです。

北欧テイストのオシャレなコースターは、ナチュラルなお部屋にピッタリです。

丁寧な手仕事のこぎん刺しは、曲げわっぱのお弁当にもよく合いますね。

渋めの急須に、シックな模様が映えます。

お揃いで使っても楽しいですね。
ぬくもりを感じるデザインで、大変重宝します。

キャンドルを置いてオブジェに。
美しい配色と柄が印象的なコースターです。大切な人へ、ちょっとした贈り物にいかがですか。

デザイン性の高いこぎん刺しは、敷いておくだけでも絵になります。
ちょっとした工夫で、小さな食器棚が個性を発揮します。

フレームに入れて飾ってみました。アートなアイテムは、暮らしに彩りを添えてくれます。

こぎん刺しの伝統技法を基礎から学びました。こぎん刺しは、現代ではファッション性も高く、日々進化していくのも魅力です。伝統を残しつつ、暮らしにあった、新しい姿に発展していくのがとても楽しみです。生活に合わせ進化していく、こぎん刺しの魅力を伝えていきたいと思います。

 

 

あつこさんのいとのわ体験記

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