繊細な刺しゅうの表現・・・どうやって刺しているの?
気になる方法を動画と画像でご紹介!
フランス刺しゅうの基礎vol.2『アウトラインステッチ』です。
アウトラインステッチは、針目を重ねながら刺すステッチ。
綺麗に刺繍するためにはちょっとしたコツがあります。
基本的な技法のひとつなので、綺麗に刺せると表現の幅がぐんと広がりますよ。
【動画で技法をご紹介】 itonowaのYouTubeをぜひチャンネル登録してcheck♪
■アウトラインステッチを使うのはどんな時?
モチーフの輪郭や植物の茎などを表現する際によく使用するステッチで、針目を重ねながら線を描いていきます。
■アウトラインステッチの刺し方
それではアウトラインステッチを刺してみましょう。
今回はわかりやすく説明するために針目を大きくして刺していますが、図案によって針目の大きさを調整しましょう。
また、実際には刺しゅうしたい図案をあらかじめ生地に写しておきます。
刺しゅうする図案の端①から針を出します。
②に針を入れます。
①と②の針目の中央、③から針を出します。
①と②、③と④の針目が同じ長さになるように、④に針を入れます。
②のすぐ上、⑤から針を出します。
①から⑤を繰り返します。
③⑤を出す時は常に前に入れた針目の上から出すと綺麗なラインになります。
針目の大きさや角度を変えると曲線を描けたり、線の太さが変わったりします。
慣れるまでは少し難しいですが、マスターすればどんな表現にも挑戦できる♪
ぜひトライしてみてくださいね。
■初心者さんにおすすめ!フランス刺しゅうはキットで学ぼう
ステッチのやり方はわかったけど、実際どんな時に使えばいいの・・・?
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ステッチ自体は簡単にできても、表現方法や図案での活かし方がわからなければもったいないですよね。
そんなあなたにおすすめ!
itonowaのキット『基本のステッチ18個を学ぶフランス刺しゅう』。
基本のステッチを可愛いサンプラーで練習⇒練習したステッチを活かしてコースターを作る、の2段構成で様々なステッチを習得できます。
レシピの一部を少しだけご紹介☆
意識したいポイントは写真付きでしっかり説明しています。
初心者さんが迷いがちな刺しゅうに適した生地も、キットなら最初からセットされていて安心◎
図案も生地に印刷済みだから、チャコペンで写す作業もなくすぐに刺し始めることができます。
■奥深いフランス刺しゅうの世界
たくさんのステッチを組み合わせて、季節の花々や景色、愛らしいイラストを表現できるフランス刺しゅう。
基本的なステッチを習得したら、少しステップアップした作品にも挑戦してみてください。
ハンカチやバッグにワンポイントで入れる刺しゅうも素敵ですが、布面いっぱいに刺しゅうを施すパネルもおすすめ。
時間はかかりますが、実は基本的なステッチの組み合わせだけで表現しています。
じっくり取り組んで、大作を作り上げる達成感をぜひ味わってみてください。
立体感のある刺しゅうと美しい草花の世界を表現した『巡る季節を楽しむPieniSieniのお花刺しゅう』も生地は図案印刷済み。
細やかな草花の表現やお花たちの表情を図案に沿って刺していくと、作品が完成していきます。
ステッチの基本を繰り返すだけではつまらない!という方にぜひ作っていただきたいキットです。