ソーイングの基礎vol.2は、「半返し縫い・本返し縫い」についての記事です。
裁縫初心者の方も半返し縫いや本返し縫いについて知っておくと、
裁縫のレベルがグンっと上がりますので、ステップアップとして是非チャレンジしてみてください!
前回のソーイングの基礎では、なみ縫い・ぐし縫いを説明いたしました!
気になる方はこちらもチェック!
「並縫い(なみぬい)」と「ぐし縫い」
今回の記事では、なみ縫い・ぐし縫いよりも頑丈に縫うことが出来る「半返し縫い」と「本返し縫い」について深堀していこうと思います!
どのような時に使用するの?2つの縫い方の違いは何?と疑問を持たれる方もおられるのではないでしょうか? 今回はこのような疑問を解決すべく、この2種類の縫い方について解説します!
知っておくと、作品づくりのたくさんの場面で役立ちますよ。
どちらも縫い始めは玉結び、縫い終わりは玉止めをするのが基本ですが、作る作品によっても異なりますので、作り方説明書の指示に従ってくださいね。
百聞は一見に如かず、早速縫い方を見てみましょう。
【半返し縫い】
言葉の通り、ひと針縫うごとに、ひと針の半分戻る縫い方です。
表側からはなみ縫いのように見えますが、裏では一直線に糸がつながった様に見えるのが特徴的です。
布の裏から針を出し
半針戻って針を入れます
一針進んで針を出し
また半針戻って針をいれます
これを繰り返します
「縫い目の長さ」と「縫い目と縫い目の間隔」が同じ長さになるように縫いましょう
★特徴
- 短い距離でも丈夫に縫う事が出来る為、しっかり縫いつけたい場合(ゴムテープを縫いつける時やファスナーの縫いつけなど)に使います。
-
伸縮性のある布や柔らかい生地、ニット素材などに向いています。
- 伸縮性に優れている為、ぬいぐるみ作成などにはもってこいの縫い方です。
- それ以外にも、小さな小物(ポーチやシュシュなど)にも活用できますよ!
【本返し縫い】
ひと針縫ったらひと針戻る、をくり返して縫い進める縫い方です。
半返し縫いより強度があり、ミシン目のように糸と糸との隙間が空いていないのが特徴です。
布の裏から針を出し
一目戻って布をすくって針を出します
一目戻って同じところに針を入れ
布をすくって針を出します
これを繰り返します
常に針目の大きさを揃えながら縫い進めましょう
★特徴
- 半返し縫いよりも強度がある為、より力のかかるものや強度を出したいものを作る時(バッグ・ズボン・よく洗濯をするアイテムや厚手の生地など)に使います。
- 表の縫い目がミシンの縫い目のようになるので、一部縫い目がほつれてしまったお洋服などを手縫いで補強するのにも最適です!ミシンがなくてもお修理できますよ!
覚えたての縫い方でぜひいろんな作品作りにチャレンジしてみてください♪
itonowaでも、半返し縫い・本返し縫い技術を活かせるキットがあります!
プレゼントにしても良し、趣味時間の作品作りにも良しです!
■夏の暑さにふわふわ気持ち良い布ぞうり
古き良きよさを残して、夏の暑さに気持ち良いもふわふわ布ぞうり。
こちらは、大きい大人サイズから小さなキッズサイズまで好きなサイズで作ることが出来るのでとてもおすすめです。
ご家族みんなでお揃い布ぞうりを作って見てはいかがでしょうか?すぐに作れて、使用できるのでおすすめです♪
■手作り布えほん
こちらは全て手作りで作る布えほんです。
パーツは切り抜かれているので、縫物に専念して作れます!
様々な仕掛けが1ページずつ繰り広げられるためとても楽しい作りになっていますよ!
子供が舐めたり口に入れても安全なもので出来ていて、いろんな汚れがついても手洗いができるので衛生的に使用できます!
小さなお子様への初めての手づくりプレゼントにいかがでしょうか?
■飛騨古川から届いた福を願うつるし飾り
愛らしい表情のモチーフひとつひとつに、昔から伝わる縁起の良い謂われを込めて作られたつるし飾りです。
願いや祈りをこめて一つずつ、大切な人を想ってつくるつるし飾りは、手づくりのぬくもりと楽しさを伝えます。
作って楽しい、飾ってかわいい。プレゼントにも最適です!
次回、ソーイング基礎の記事もお楽しみに!!